Live

カリフェシューマッハトリスターノ KhalifeSchumacherTristano

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カール・クレイグ&モーリッツ・フォン・オズワルドとの共演で世界にその名を知らしめてみせた未来派ピアニスト、フランチェスコ・トリスターノと一音たりとも聴き逃せない緊張感溢れる旋律を奏でるヴィブラフォン奏者、パスカル・シューマッハというルクセンブルグを代表するアーティストの2人と先日最新作をリリースしたばかりのレバノン・ベイルート出身のパーカッショニスト、バシャール・カリフェの競演がいよいよここ東京でも実現する。現在のユーロ・ジャズ・シーンを代表する3人によるクリエイティヴなアンサンブルに心震えるときがもう間もなくやってくる。心して待とう!
                             松浦俊夫(HEX)

LIVE:
カリフェシューマッハトリスターノ
DJs:
松浦俊夫 (HEX), HIROSHI WATANABE aka KAITO (Kompakt)

【日時】 2015年12月4日(金)開場:19:00 開演:20:00      
【会場】 CAY  東京都港区南青山5-6-23 スパイラルB1F
【料金】 前売:¥4,500 当日:¥5,500

エレクトロニック・ミュージック界、クラシック界とジャズ界に旋風を巻き起こし、ルクセンブルグの旗手にして若き天才ピアニスト、フランチェスコ・トリスターノとヴィブラフォン奏者、パスカル・シューマッハ、そしてレバノン出身のパーカッションの最高峰、バシャール・カリフェによるトリオ・ユニット“カリフェシューマッハトリスターノ”。日本初上陸!

Dec. 4th, 2015 (FRI) At CAY
Open: 19:00pm / Start: 20:00pm
Advance: 4,500 Yen  Door: 5,500 Yen
Address: Spiral B1F, 5-6-23, Minami-Aoyama, Minato-Ku, Tokyo
For More Info: 03-3498-7840
http://www.spiral.co.jp/shop_restaurant/cay/

チケットのお取り扱い:
ローソン・チケット 【12/4】Lコード:78658
ご予約:
≪メール予約≫ 件名を『12/4 Khalife Schumacher Tristano Live in JAPAN』とし、本文に「お名前(フリガナ)/人数 / ご連絡先」を記入したメールをこちらまでご送信ください。 e-mail: cayyoyaku@spiral.co.jp
折り返しご予約確認のメールをさしあげます。
お席は全自由席となります。先着順でのご入場となります。
※携帯電話のメールには返信が届かない事がございます。メールを送られてから3日たっても返信がない場合は、お手数ですが再度ご連絡ください。

カリフェシューマッハトリスターノ

クラシック界の若き貴公子と賛美されつつ、「Strings Of Life」のカヴァーや「Idiosynkrasia」によりクラブ界でも大注目を浴び、デリック・メイ、ジェフ・ミルズ、カール・クレイグ等のデトロイ ト・テクノの巨匠達やモーリッツ・フォン・オズワルドとのコラボレイションを行い、エレクトロニック・ミュージックの新機軸を作り上げる動き を見せ、今年の春に『Get Physical Music Presents: Body Language, Vol. 16 by Francesco Tristano』ミックスCDも出し、次世代の中で最も独創的で、多岐に渡る活動を繰り広げているアーティストの一人である地位を確立したフランチェス コ・トリスターノ。

優れた才能と感受性を持ち、毎回のライヴでは威勢の良い、華麗な演奏を楽しませてくれるヴィブラフォン奏者であるパスカル・シューマッハは、 現在の新しいヨーロッパ・ジャズ・シーンを代表する旗手の一人だ。2012年以来毎年来日し、コットン・クラブ、横浜ジャズ・プロメナード等 のライヴを行い、今年の初旬には長期滞在時に感化され制作した、「Merry Christmas Mr. Lawrence」のカヴァーも含む最新作『レフト・東京・ライト』の発表により、日本との強い絆をより深めているアーティストだ。

アラブの音楽文化のルーツを持ちつつ、第二の故郷であるフランスの音楽文化のるつぼが特有とする鮮明なリズムを精通したレバノン出身のマル チ・プレイヤーで、このトリオではパーカッションを担当しているバシャール・カリフェは、他の二人の演奏を補完するリズムの礎を築き、このト リオのライヴを新たな音楽領域に導かせる。

2年前にこの3名のアーティストは、ハイブリッドな音楽世界を模索するためにKhalifé Schumacher Tristanoというトリオを結成し、ライヴ活動を開始。あまりにも多角的で、荒れ果てた組み合わせである彼等が演奏するライヴでしか経験出来ない特異 性をより多くが堪能するために、デビュー作の『Afrodiziak』を制作し、今年の始めに独MPSから発表。しかし、Khalifé Schumacher Tristanoの真の魅力は、魅惑的な音楽オーラが満ち溢れる、歓喜の静穏が浮かび上がる、円熟さが感じられるライヴ演奏に潜んでおり、また同時にこの トリオは、まるでこれから凄い事を成し遂げようとする予兆を発しているようで、今回の日本の初ライヴは、絶対に見逃す訳には行かない。

アルバム『Afrodiziak』EPK

Khalifé Schumacher Tristano – Los Indignados (Live/HD)

Khalifé Schumacher Tristano live 2012 – The Melody | Jazz | Music’n’Migration Festival Berlin:

DJs:
松浦俊夫 (HEX)
1990年、United Future Organization (U.F.O.)を結成。日本におけるクラブカルチャー創世記の礎を築く。12年間で5枚のフルアルバムを世界32ヶ国で発売し、高い評価を得た。独立後も精力的に国内外のクラブやフェスティバルでDJ。さらにイベントのプロデュースやファッション・ブランドなどの音楽監修を手掛ける。2013年、4人の実力派ミュージシャンとともに、東京 から世界に向けて現在進行形のジャズを発信するプロジェクト”HEX”を始動。Blue Note Recordsからアルバムをワールドワイド・リリース。Inter FM “TOKYO MOON”(毎週水曜23:00)好評オンエア中。
http://www.toshiomatsuura.com
http://www.hex-music.com

HIROSHI WATANABE aka KAITO (Kompakt)
ドイツ最大のエレクトロニック・レーベルKompakt唯一の日本人アーティストとしてKaito名義の作品を発表する傍ら、ギリシャのKlik Recordsを拠点としても活動を続けるHiroshi Watanabe。2002年にリリースされたKaitoの1stアルバム『Special Life』に収録された「Intension」がFrancois K.のミックスCDに収録されるなど瞬く間に大反響を呼び、10年以上が経過した現在も色褪せることのない名曲として語り継がれている。その後、Kompaktのコンピレーション・アルバム『Total 6』にも収録された表題曲を含む2ndアルバム『Hundred Million Light Years』をリリース。この2枚のアルバムで一躍Kaitoの名は世界中に浸透し、バルセロナの“Sonar Festival”などのビック・イベントでライヴを披露、屈指のパーティー・アニマル達を熱狂の渦に巻き込んだ。Kaitoのオリジナル・アルバムでは常に対になるビートレス・アルバムも制作され、繊細かつ美しい旋律により幅広い音楽ファンに受け入れられている。3rdアルバム『Trust』に対しての『Trust Less』では更にアコースティックな要素も取り入れ、リスニング機能をより高めた作品となった。本名のHiroshi Watanabe名義では自身最大のセールスを記録した1stアルバム『Genesis』に続き、2011年に『Sync Positive』を発表。タイトルが示す通り、リスナーを鼓舞させる渾身の作品としてロング・ヒットとなっている。またリミックスを機に交流を深めてきた曽我部恵一との異色コラボレーション・アルバム『Life, Love』ではメランコリックな音像と歌声が溶け合った叙情的なサウンドで新境地を切り拓いている。1994年からスタートさせたDJ活動は時代の移り変わりと共に2004年にラップトップでのプレイ・スタイルを確立させ、2009年には様々な表現に挑み続けるべくプロフェッショナルDJコントローラー「TR-1」をVestaxと共同開発。後に現場での感覚を経て「TR-1 MKII」へとアップグレードさせている。一方、ニューヨーク在住時代に出会ったグラフィック・デザイナー、北原剛彦とのダウンテンポ・プロジェクトTreadでは、シンプルで柔らかい上音と乾いたビートの融合を絶妙のバランスで確立し、ハウス、テクノ、ヒップ・ホップなどジャンルの壁を越えて多方面から注目を浴びることに。レーベルnormから限定生産された5枚のアルバムと4枚のEPは不変の価値を持つ名盤として知られている。2013年にはKompaktの20周年を記念して制作された二枚組DJミックス『Recontact』をリリース、更にKaito名義としては4年振りとなるアルバム『Until the End of Time』を発表。新生Kaitoとも言える壮大なサウンドスケープが描かれている。

カテゴリー: Pascal Schumacher